静岡空港は上海や武漢・杭州・寧波などと路線が結ばれていますが、国内線に乗り継げば中国全土に行くことが出来ます。
今回静岡空港から寧波空港乗継ぎで到着したのは中国雲南省昆明市。
静岡から寧波まで3時間、そこから昆明まで3時間の計6時間のフライトで行くことが出来る雲南省は、ベトナムやラオス、ミヤンマーと国境を接する中国の南西部に位置しています。

昆明市遠景

昆明市遠景

南屏街

南屏街

建新園 ビーフン

建新園 ビーフン

日本料理店

日本料理店

雲南省は少数民族が多い地域として知られ、15民族がそれぞれ独自の文化を持ち暮らしています。また、日本人にも人気の世界遺産・石林をはじめとして大理石で有名な大理や麗江(れいこう)古城、シャングリラなど魅力あふれる観光地で有名です。

私がはじめて雲南省を訪れたのは35年前になりますが、当時に比べれて道路やホテルなど想像もできないほど近代化が進み、現在では快適な旅行を楽しむことが出来ます。

雲南省は省都の昆明でも標高2,000㍍近くあり、北部は3,000~4,000㍍にもなります。

最高地点は梅里雪山の6,740㍍、最低は東部の76㍍です。

そのため植物の種類は全国一で、熱帯植物から寒温帯植物まで見ることが出来る植物の宝庫としても知られており、世界各地の植物ファンを魅了する省です。

ブーゲンビリアと街並み

ブーゲンビリアと街並み

ジャガランタの街路樹

ジャガランタの街路樹

コーデックス(塊値植物)

コーデックス(塊値植物)

昆明老街 寄植屋

昆明老街 寄植屋

昆明市は別名「春城」と呼ばれ、1999年には「世界花博」も開催され多くの日本人も訪れました。

現在でも花博会場は公園として整備され、街中には熱帯性のブーゲンビリアの赤い花が各所に咲き誇り、街路樹には最近日本でも知られるようになったジャガランダが植えられ、街は藤色の花で彩られています。

 繁華街の一角には、日本でもインテリアとして人気のコーデックス(塊値植物)が多く売られており、多肉植物の寄せ植えなど、日本でも見たことがない植物類を見ることが出来ます。

石林

石林

ユネスコ世界遺産に登録された「石林」は、昆明市の南東に位置しています。

昔は昆明市から車で4時間かかった観光地でしたが、今では高速道路で結ばれなんと1時間20分という近さになり、昆明からは楽に日帰り観光が可能になりました。

この石林は「市」ではなく、少数民族のイ族が治める自治県で、正式名称は「石林イ族自治県」です。

石林 少数民族のガイド

石林 少数民族のガイド

石林園内図

石林園内図


石林 園内電動カート

石林 園内電動カート

カルスト台地に乱立する奇石で有名な「石林風景区」を訪れると、少数民族の中でも400万人を誇るイ族の女性が民族衣装で出迎えてくれます。赤を基調とする衣装ですが、被る帽子の角の有無で未婚か既婚か判別できるそうです。

 175元(日本円1,900円)と、ちょっと高い入園料を支払うと園内を電動カートで回ることが出来ます。電動カートを乗り継ぐスポット観光でも約3時間かかる園内は、もちろん徒歩散策も出来ますが、日本の秋吉台と比較にならないほど広大な園内を徒歩で回るとなれば1日必要です。

 秋吉台の地下には鍾乳洞の秋芳洞がありますが、恐らく石林の地下にも鍾乳洞があるのは間違いないと想像できます。

 

今回の日程はタイトで昆明と石林以外を回ることが出来ませんでしたが、植物や花が好きな方はもちろん、大理や麗江古城など魅力あふれる雲南省には静岡空港からも簡単に行くことが出来ます。

広い中国、上海や浙江省だけでなく少し足を延ばして雲南省へ出かけてみてはいかがですか?

日本人と言う少数民族で歩く雲南省もいいものですよ。