中国から中学1年生20人が来日し、静岡市西ヶ谷清掃工場を見学しました。
春節(中国の旧正月)をまもなく迎える中国では、春節前に冬の海外研修旅行を行う学校が多く見られます。

この学校からのリクエストは、「日本の文化を体験する民泊(ホームステイ)2泊と学校交流、環境に関する施設見学を入れた8日間の行程」です。
以前新着ニュースでも取り上げましたが、静岡市では市の管理するいろいろな施設を使い、観光や視察、教育旅行などの誘致を行っています。
 ただ、残念ながら県内に民泊できる地域がないため、民泊は多くの学生ホームステイ実績を持つ長野県にお願いし、環境学習は静岡市にお願いする形で実施されました。

ごみピット

ごみピット


ゴミクレーン

ゴミクレーン


清掃工場で出迎えた私が驚いたことは、今回の生徒は日本の学生より礼儀正しく、職員の方の説明にも私語もなく真剣に聞き入っていたことです。
ビデオによる施設説明は中国語版がないため英語での施設紹介になりましたが、生徒たちはほぼ聞き取れていたのにはあらためて中国人の英語レベルの高さを知ることが出来ました。
中国ではごみ処理施設は少ない上に見学もできないことから、集められたゴミが「ごみピット」に集められ、巨大クレーンで攪拌される様子を見ては歓声をあげていました。
職員の方が「ここが処分場で一番盛り上がる場所です」と言っていましたが、ぬいぐるみを取るクレーンゲームの巨大版は間違いなく面白く興味深い場所です。
 冗談で「1回500円で攪拌体験をさせれば結構な小遣いになりそうですね」と職員の方に言うと、「操作はクレーンゲームと同じですが、巨大すぎて間違えるとピット本体を破壊してしまいます。500円でピット壊されたら小遣いどころか大きな損失になります」とのこと。確かにです・・・。

処理場説明会

処理場説明会

説明に聞き入る生徒たち

説明に聞き入る生徒たち

質疑応答

質疑応答

天神の湯夕食

天神の湯夕食

生徒たちからの質問も
「高速道路のゴミ箱が、種類によって分けられているのはなぜ?」
「この施設で仕事をするにはどうしたらいいですか?」
など外国人らしい質問が出ていました。
反対に「中国ではごみはどうするの?」と聞くと「埋めて自然に返します」と。自然には帰らないと思うのですが妙に納得してしまった私でした。確か事故を起こした新幹線も埋めてしまう国ですからね。

見学を終え静岡市内のホテルにチェックインした一行は、近くの温泉施設「天神の湯」で夕食と温泉体験をしました。最初は恥ずかしがっていたのですが最終的に全員がお湯につかり、結局1時間もお風呂に入っていたため目付け役で入浴した私がのぼせてしまいました。

8日間という長い行程ですが、日本で良い思い出を作ってくれることを願っています。一行は今日ユニバーサルスタジオジャパンで遊び明日帰国の途につきます。