駿府城お濠桜

駿府城お濠桜

4月5日(金)~7日(日)の3日間、桜満開の静岡市で第63回静岡まつりが開催された。
昨年は葉桜、一昨年は小雨の蕾桜で少し残念だった祭りも、今年は駿府城公園を中心に桜が満開の晴天となり3日間で100万人が静岡市を訪れたという。

駿府城公園お花見

駿府城公園お花見

私も陽気に誘われ駿府城公園に行くと、時折強く風が吹くおかげで、花びらが耐え切れず花見の宴に舞い落ち、陽光に反射するお濠の水面にピンクの彩を添えて静岡まつりの賑わいに一役買っていた。

桜の下は“人山人海”。
「花は桜木 人は武士 柱はヒノキ 魚は鯛 小袖はもみじ …」と一休宗純は言ったが、
日本人の一番人気の花は桜で間違いないようだ。

天正期天主台石垣

天正期天主台石垣

天正期天主台石垣

天正期天主台石垣

駿府城公園の北東部分は、発掘中の家康の天主台(天守閣の石垣)と、昨年新たに発見され話題を呼んだ天正期(豊臣秀吉時代)の天主台石垣が同時見学できる歩道も整備され、現春を満喫する花見客と共に500年前の春に思いを巡らせる人々が入り混じる。

大御所役 磯村勇斗

大御所役 磯村勇斗

御台所

御台所

静商ブラバンパレード

静商ブラバンパレード

先導音楽パレード

先導音楽パレード

街中は音楽隊のパレードに先導された大御所花見行列が練り歩き、大御所役の沼津出身の俳優磯村勇斗(6日の大御所は間寛平)が沿道を埋め尽くす多くの観客に手を振っていた。
 NHKの朝ドラや仮面ライダーなどテレビドラマで人気が出たためやはり観客は女性が多く見られたが、前日の間寛平はきっと楽しい行列だったと想像できる。
 

夜桜乱舞

夜桜乱舞


夜桜乱舞

夜桜乱舞


静岡まつりの最後を飾るのは城下総踊りと銘打った「夜桜乱舞」。
花見の宴に歌と踊りはつきものだが「SAKURA Doo-Wap」「さくら’96」などアップテンポの踊りは家康が見たらざぞ驚いたに違いない。春は人を陽気にさせる。

 静岡まつりは、祭りとしての歴史は浅いが、徳川時代もきっと同じように殿様が家来を引き連れ花見行列をし、庶民はささやかながらも桜木の下で酒宴し、酔いが回るにつれて歌や踊りで日々の辛さを紛らわしたのだろう。
 
 “花は桜木 人は武士”  
言い得て妙である。