モンゴル国3×3バスケット女子チーム オリンピック選手村へ出発

おそろいのバゲージと3x3ボール

おそろいのバゲージと3×3ボール


チームキャプテン

チームキャプテン


焼津市がホストタウンになっているモンゴル国の三人制バスケット(スリー・エックス・スリー)女子代表チームが、焼津での4日間の事前合宿を終え本日東京晴海にあるオリンピック選手村に向け元気に出発した。
 コロナ蔓延により一旦中止された事前合宿は、モンゴルからの強い要望により急遽受入が決定し、焼津市が受け入れるモンゴル国代表の先陣を切って16日に選手6名とスタッフ4人の計9名が成田空港から焼津市に到着。
翌日17日から選手村に移動する19日の午前中までの3日間を大井川河川敷運動公園駐車場に設営された特設コートで調整し本番に備えていた。
 3X3バスケットボールは室内競技ではなく屋外競技で、日本の蒸し暑い気候に慣れるためにも重要な合宿という。
 日本バスケット協会によると、3x3バスケットボールは我々が知る5人制と違いコートは縦長ではなく横長、チーム構成は5人制が14人に対して4名以下、競技時間は10分1ピリオドのみとなっている。5人制と違い基本的に1対1になる形が多く意表を突いたプレーや俊敏性が求められるゲームという。
 梅雨明けした炎天下での調整は蒸し暑さに慣れるにはかなりバードだったと思われるが、オリンピックは8チームで争われるためメダル獲得の期待も膨らむ。
 世界ランキング1位はフランス、2位に中国、3位にロシアとなっているが、そこにモンゴルが割って入るのは容易ではないが、8チームで競う3つのメダルだけに可能性は十分。
 モンゴルは格闘技系に強いだけに、ここは一つ体力(体格)勝負に持ち込んで強豪チームを撃破してほしい。(素人考えで申し訳ないが)
見送るバックアップ選手

見送るバックアップ選手


バックアップ選手とのハグ

バックアップ選手とのハグ


オリンピック選手村へ出発

オリンピック選手村へ出発


選手6名で来日したナショナルチームは、この3日間の事前合宿で出場選手が4人に絞られ、バックアップ選手となった2名は焼津に残り出場選手のケガに備えるという。
 バックアップ選手となってしまった二人は東京に向かう選手たちとハグを交わし見送ろうとしたが、悲しみからか口惜しさからかホテルに戻ってしまった。しかし振り返ると部屋のあるホテルの非常階段からバスに手を振る姿があった。
選手村に向かう監督とキャプテンは「お世話になった焼津にメダルを持ち帰る」とコメントし焼津をあとにした。
 
 3x3バスケットの競技日程は7月24日(土)~28日(水)の5日間、青梅アーバンスポーツパークで開催される。
29日(木)に焼津市に戻るナショナルチームが、一番いい色のメダルを持ち帰ってくることを祈念する。

‶頑張れ!モンゴル3X3バスケットボール女子ナショナルチーム!“