モンゴル選手団 待望の帰国
4ヶ月にも及んだ焼津市での強化合宿を終えたモンゴル国パラ陸上選手が、昨日モンゴル政府がチャーターした特別機で帰国の途につきました。
新型コロナウイルスの影響で帰国航空機が運休し、1ヶ月間の合宿予定を大幅に超えての帰国。
焼津市は選手らに焼津市民グランドを住所とする「スポーツ特別市民証」を授与するという粋な計らいで送り出した。
焼津市民になったということは給付金申請も出来るのか?と思ったのはおそらく私だけだろうが、モンゴル選手団が焼津市民にとって特別な存在になったことは確かだろう。
朝6時のホテル出発と言うのに選手たちは待ちきれないかのように5時過ぎにはロビーに集合し、中野市長をはじめ多くの関係者と別れを惜しみつつ焼津を後にした。
最近は「帰国出来ないモンゴルパラリンピック選手団」として注目されていただけに、出発時にはメディア関係者も取材に訪れ、中には成田空港まで取材したいとの申し入れもあったと言う。さすがにコロナの影響で空港取材は断ったそうだが、コロナ関連ニュースの中では明るくホットなニュースだけに見て見たかった気もする。
しかし選手らはモンゴル国ウランバートルに到着後も3週間隔離され、その後自宅に戻ってからも2週間自宅待機しなければならないと言う。
帰国出来ないのも辛いが、帰国してから一ヵ月以上の隔離と待機生活も大変と思う。
選手達にはこれまで同様前向きな考えでゆっくり休息し、また来年のオリンピックでその雄姿を見せてくれるのを期待したい。
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