浜名湖体験学習施設「ウォット」

浜名湖弁天島にある隠れた観光地「ウォット」に行ってきました。
ここは有名観光地の浜名湖にありながら、正式名称が「静岡県水産技術研究所 浜名湖分場 浜名湖体験学習施設 ウォット」という難しい名前からあまり知られていない施設です。
 しかし、海水と淡水が混じる浜名湖に生息する魚たちを「見て・触って」学習できる非常に面白い施設なのです。

巨大水槽

巨大水槽

正面玄関

正面玄関

学習室標本

学習室標本

学習室

学習室

学習室

学習室

水族館というにはこじんまりしているし、観光スポットとしての知名度は、近く(車で5分)にある「浜名湖ガーデンパーク」に大きく水をあけられる施設なのですが、中身は大人も子供も十分楽しめるまさに“ザ・水族館”と言えます。

各地にある有名水族館は、民間経営で競争が激しいために、少しでも珍しい魚の展示や水生動物のショーなどをうたい文句に入館料が数千円と、家族で行けば結構な金額になります。

でもウォットは県営だけあって、入館料は大人310円、高校生以下はなんと無料!70歳以上も無料なのです。その上身近な海辺や湖に生息する魚類を展示しているため、水族館のヒーロー、イルカやシャチやアシカがいなくても、ここには浜名湖が世界に誇るウナギがいます(笑)!ウミウシ(アメフラシ)もいます。遠州灘名物のドウマンガニもいます。

いままで全国各地の水族館を見てきた私もウナギの餌やりは初めて見ましたが、ウナギは見るよりも食べる方がいいですね・・・。

 

ウツボ

ウツボ

カサゴの仲間?

カサゴの仲間?

グソクムシ

グソクムシ

ウナギの餌付け

ウナギの餌付け

パンダウナギ 新聞記事

パンダウナギ 新聞記事

パンダウナギ

パンダウナギ

パンダウナギコーナー

パンダウナギコーナー

このようなウォットですが、今年1月に中日新聞のニュースとして記事が掲載されました。

それは全国でも珍しい「パンダウナギ」の記事です。

 東京上野動物園のパンダ「香香(シャンシャン)」の話題でもちきりだった年末年始に、「浜名湖にもパンダはいるんです!」と、突然変異で生まれた養殖ニッポンウナギ。

 エントランス中央に設けられたパンダウナギコーナーでは、命名されたパンダウナギ「湖湖(ココ)」が水槽の蔭から顔を覗かせ、職員の方が入れたであろうジャイアントパンダの置物をジッと眺めていました。

 白黒というよりは白茶に近いパンダウナギですが、珍しいことには間違いないです。

上野に負けずに浜名湖パンダも頑張ってほしいと思いました。

 余談ですが(いつも余談が入りますが)パンダを命名するときに必ず同じ漢字2文字を使って、シャンシャンやシンシン、トントン、ウナギはココなどと付けられますがなぜだと思いますか?

響きが心地よいだけの理由ではなく、中国語(パンダだけに)では同じ漢字を二文字使うと、「可愛い」「小さな」「愛らしい」など形容詞的な意味合いを持つからなんですよ。

 

周辺地図

周辺地図

隣接キャンプ場

隣接キャンプ場

 ウォットは浜名湖の渚園にあり、隣接するキャンプ場は家族連れで賑わっています。近くにはたくさんの観光スポットがあるので、春の風を感じながらゆっくり日帰り旅行でもいかがでしょうか?