牧之原市・USAサーフィンチームがウェブ会議開催

牧之原市・USAサーフィンチームがウェブ会議開催
 東京オリンピック・パラリンピックのUSAサーフィンチームのホストタウンになっている牧之原市で、今後の事前キャンプに向けてのウエブ会議が開催された。
 本来ならばホストタウン協定を結んで以降、東京オリンピックに備えて牧之原市で強化合宿や市民らとの交流も計画していたが、新型コロナの影響でオリンピックが延期され、渡航も出来なくなったために今後の連携と協力体制の確認を目的にZOOMを使った会議を実施した。
牧之原市・USAサーフィンチームがウェブ会議開催
ホストタウンを代表して杉本市長とUSAサーフィン最高責任者のグレッグ・クルーズ氏、牧之原市が総工費10億円以上を投入して建設するサーフィン専用プール(ウェーブプール)を請負する(株)サーフスタジアムジャパンの安達社長らですすめられた会議は、市長が「市をあげて万全の体制を整えている」と発言すると、グレッグ・クルーズ最高責任者は市への感謝と来年のキャンプを期待すると述べた。
 牧之原市が建設中のウェーブプールは、最新技術の造波装置を備える横150㍍、縦60㍍のプールで、最高波高は1.8㍍になるアジア初の本格的サーフィンプールが完成する。
 もともと牧之原市は多くのサファーが訪れる人気スポットで、隣接するリゾートホテルや静波海水浴場などと共に新名所となるウェーブプールとの相乗効果によりこれまで以上の誘客と地域活性化が期待されている。
 今年は新型コロナウイルス蔓延の影響で静波海水浴場も閉鎖され、多くの民宿・ホテル、観光施設が打撃を受けているだけに地元市民の期待も大きい。
 2020年東京オリンピック・パラリンピックのサーフィン会場は千葉県釣ヶ崎海岸サーフィンビーチに決定しているが、サーフィン発祥のアメリカチームが牧之原市が準備する最高の環境で調整をおこない、一番いいメダルの色を獲得してくれることを期待する。

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