3x3バスケット親善試合in 焼津
モンゴル国代表 vs 焼津GRユナイテッド
東京2020オリンピックに出場した3x3バスケットのモンゴル国代表女子チームと焼津を拠点に活動するプロチーム、焼津GRユナイテッドの親善試合が7月31日(土)にモンゴル国ホストタウンとなっている焼津市の粋な計らいで開催されました。
モンゴル国3x3バスケットチームは、焼津市での事前合宿後に行われた東京オリンピックの本戦では残念ながら予選リーグ敗退となってしまったが、焼津に戻って来た選手たちは焼津市総合体育館(シーガルドーム)でオリンピック本戦さながらにその雄姿を見せてくれた。
選手入場から日本・モンゴル国家静聴、市長挨拶、モンゴル国3x3バスケットボール協会長挨拶と続き、1試合目はモンゴルvs GRユナイテッド、2試合目は親善試合だけあって選手を入れ替えての混合チームでの試合が行われました。
体育館内に流れる音楽と選手たちの靴と床がすれるキュッキュッという音が響く中で本気度1000%の熱戦が繰り広げられ、結果はさすがにオリンピック帰りのモンゴルナショナルチームが勝利したが点差はわずか。元日本代表も在籍するGRユナイテッドが善戦した内容でした。
ハーフタイムには焼津市の子どもらによるダンスも披露され、最後は双方の記念品交換や記念撮影でドリームマッチイベントは終了。
その後8月4日(水)にモンゴル選手団一行は焼津市長らに見送られ市内のホテルを出発。
その日のうちに成田からモンゴルの首都ウランバートルへと帰国の途に就きました。
コロナの感染拡大が続く中で、各国オリンピック選手らはホストタウンでの事前合宿の中止や開催期間中の行動制限、試合後の事後交流や観光までもが制限され中止が相次いでいる。
しかしコロナ禍とは言え、平和の祭典というにはほど遠いオリンピックにあってもなおモンゴル国は焼津市との交流を望んでくれるし、焼津市もそれを受け入れている。
これは双方が“寛容”でなければ実現することが出来ない。
東京オリンピックは今後何十年経っても「コロナ・オリンピック」と呼ばれるであろうが、
そんなオリンピックでも今回のような温かい交流があったことをきっと思い出すだろう。