ホテルクエスト清水 青木シェフ1
1月27日(水)に清水区のホテルクエスト清水で「静岡ハラルフード試食会」が開催されました。
静岡で業務食品卸問屋を営む創業65周年の富士農商事株式会社さんが主催するこの企画は、近年訪日旅行客増加に伴い増え続けるイスラム圏の食文化「ハラール」と呼ばれる食事にどう対応してゆくのか、という問題に真剣に取り組んだ企画です。
まだまだハラル未対応のレストランやサービスが多い日本では、今後インバウンド誘致には必須の取組と考えられています。

スパイシーチキン

富沢教授とイスラムの学生

デザート

ハラルフード
ハラルフード
ハラルフード試食会

訪日旅行客を多く取り扱う弊社でも、イスラム圏から来日する旅行客の食事に苦慮していることから参加させていただきました。
実際、イスラム人口はイスラム圏だけでなく東南アジアに広く分布し、弊社でも「まさかこの国から・・・」と言うことが多々あります。実際手配を受けてみると日本にはハラル認証を受けた食品やレストランの少なさに唖然とし右往左往してしまい、これからのインバウンド誘致には必要な取組と思っていたところでした。

今回の試食会に先立つ講演は、静岡県立大学国際関係学部長の 富沢寿勇教授による「ハラール産業の現状と日本の対応」、日本ハラール研究所(JAHARI)代表理事 ウタラ・マレーシア大学教授のカムルル・ハサン教授による「ハラールフード:科学技術の観点から」と題した講演です。
これまでの日本人にはなじみの薄いイスラム教の教えの観点から、分かりやすい説明でハラル産業の現状を説明頂き、今後のイスラム圏からの訪日旅行手配に大変役立つ内容でした。

講演会の後は、ホテルクレスト清水の青木シェフによるハラル料理の試食や、すでにハラールフードの取組を行っている、さすぼし蒲鉾さん、小柳津清一商店さん、磯駒海苔さん、県産醤油さん、シズナールさん、キムラ加工さんなどのPRタイムを含めた試食タイムがおこなわれ、試食を楽しむ参加者からハラールに関する多くの質問が出ていました。

今後、2020年のオリンピックを控えて静岡県にも多くのイスラムの方々が訪れることが予想されます。今回のような企画をきっかけに、日本のハラール、静岡のハラールフードやサービスでの「おもてなし」が広まることを期待したいと思います。