ドリーム★スター 試乗会
株式会社エスパルスドリームフェリーが運航する清水港遊覧船に新しい仲間が加わります。
その名も「ドリーム★スター」。
清水七夕祭りが始まった今日は、その新遊覧船の試乗会に参加してきました。
エスパルスドリームフェリーの村上部長から、受付待合船の帆船「オーシャンプリンセス号」内で約20分の説明を受けたあと移動。
雨は降りませんがあいにくの曇り空と湿気で展望は良くありませんでしたが、清水港日の出桟橋を出航したドリーム★スターは時速20ノット(約40キロ)で清水港から世界構成遺産に登録された三保の松原へ。
初めて羽衣の松を海上から眺めましたが、天気が良く富士山が見えていたらきっと素晴らしい景色に違いありません。
この船は日の出桟橋からだけでなく、江尻や三保桟橋、土肥港、田子の浦、由比港などからも貸切船として利用できるそうです。
船内の椅子は22席ですが、最大60名まで乗船できますので、気の合う仲間たちとの貸切パーティークルーズには最高です。
今日この試乗会に参加してもう一つのラッキーは、何と地球深部探査船「ちきゅう」と海洋地球研究船「みらい」が興津港に停泊していたことです。
この2艘は海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有し、「ちきゅう」は世界最高の海底下7,000メートルの掘削能力を持つ探査船です。聞いたところ「ちきゅう」は巨大地震の謎を解明するため現在清水港を母港としているそうです。東南海地震の予想がされる昨今、「ちきゅう」の巨大やぐらが頼もしく見えました。
「みらい」と聞いてピンとこない方は、日本初の原子力船「むつ」といえばお判りでしょうか?そうなんです、「みらい」の前身は「むつ」で、1995年に船体を切断して原子炉を撤去し、通常のディーゼル機関に積み替えて生まれ変わった研究船です。
現在は異常気象などの原因とされる海洋の熱循環の解明を使命に働いています。
この夏デビューの「ドリーム★スター」他、エスパルスドリームフェリーは清水港から土肥港までのフェリーや清水港ベイクルーズ、水上バスなどを運行しています。土肥港花火クルーズや清水港まぐろキップなどいろいろなイベントや企画も用意していますので、ぜひ夏の旅行計画に入れてみてはいかがですか。
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