IBTM China(北京)2016に静岡ブース出展

IBTM China(北京)2016に静岡ブース出展

9月7日~8日の2日間、北京で開催された「IBTM China(北京)2016」に参加してきました。IBTM Chinaは、中国2大MICE見本市として知られています。

MICEとは、企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議(Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字のことであり、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称で、観光庁が中心となり各自治体がMICEの開催誘致活動を行っています。

中国国家会議センター

北京オリンピック

今回は日本政府観光局(JNTO)が出展する日本ブースに、共同出展として公益財団法人静岡観光コンベンション協会が静岡ブースを出すことでのお誘いを受けて、私も参加させていただきました。

30数年前に初めて訪れた北京は、自転車のラッシュと渋滞、天安門付近にもロバが曳く荷車が走るなんとものんびりした街でしたが、天安門事件(89年)以降急速な発展を遂げ、現在では地下鉄も東京並に広がり、渋滞も高級車の車列になっていました。

中国見本市看板

静岡ブース

日本ブース

商談風景

出展会場は北京オリンピックが開催された記念公園横にある中国国家会議センター。
例年7,000件を超える事前アポイントメントがあり、7割を超える中国のホステッドバイヤーが来場する見本市は、中国市場の開拓ということもあり世界中が注目する見本市の一つです。
今回は2日間、静岡ブースは開場から閉場まで世界各国からのアポイントメント(1回20分面談)が入り、アポの合間の5分間にもアポなし来場者も多く訪れる盛況でした。
昨年急増した訪日旅行が証明するように、日本に高い関心があることが判りました。特にその中でも静岡ブースを飾る富士山とお茶畑の写真に引かれて訪れるバイヤーが多く見受けられました。

バイヤーは一般企業や組織団体が多いためまだまだ静岡の知名度は低かったのですが、富士山、茶畑、温泉、海産物、駿河湾、日本平、交通の利便性をキーワードに静岡を案内。
MICEに特化した見本市のため具体的な話までしてくるバイヤーもあり、今後の成果が期待されるものでした。
全日空のスターウォーズ特別塗装機
※羽田空港で、全日空のスターウォーズ特別塗装機、第1弾「R2-D2 ANA JET」(ボーイング787-9、国際線仕様)が駐機していました。これ以外にも2020年まで数機が世界を飛びます。