2021年7月10日 富士宮口開山 山頂付近は強風でした

2021年7月10日 富士宮口開山 山頂付近は強風でした

2021年7月10日(日)2年ぶりに富士山が開山しました(富士宮口)。
私は登山をしない派ですが、旦那様が山を求めるタイプなのでついでに5合目までついて行ってきました。

今回のスケジュールは、
9日夕方 藤枝市を出発して5合目にて車中泊
10日朝 登山を開始(旦那様おひとりさま)、お昼には下山
です。

旦那様曰く「山頂からご来光を求める必要はない」ので、日が昇り明るくなった山道を安心安全に登るのだそうです。確かに“ご来光”に重きをおくクライマーは多いですが、特に富士山頂上付近のような足場が不安定な山では、真っ暗な中をヘッドライトの明かりだけを頼りに、しかも密集渋滞で思うように進めないことにストレスを感じてしまうかもしれません。登山初心者には昼間の登山をおススメします。(念のため旦那様のメンツを守ると、彼は東南アジア最高峰の山を数十回登頂しているいわゆるベテランです)

さて、富士宮口5合目にひっそりと記念碑があることをご存じでしょうか。
「サー・ラザフォード・オールコック」卿です。“初代駐日英国大使オールコック卿は、1860年夏外国人として初めて、この富士山表口登山道より登山した”と紹介されています。富士山は日本の山岳信仰の象徴的な山ですが、修行を目的とした「修験」登山をしていた時代(1083年以降)~富士講~庶民(男性限定)と様々な時代を超えて、外国人が登山する時代がきたのですね。

写真 オールコックの登山の様子:富士宮市役所HP

写真 オールコックの登山の様子:富士宮市役所HP


日本人がなぜこんなにも富士山を愛するのかという興味本位で登山をしたようですが、彼は山頂で当時の日本人、はたまた現代の日本人でもかなり驚くような儀式を行ったようです。イギリス国旗を掲げ(ここまでは許せる)、火口に向かって拳銃を5発撃ち、さらには他の同行者もそれにならって合計21発も撃ったらしいのです!“イギリス流”なのかもしれませんが、当時の日本人は腰を抜かしたことでしょう。さらには万歳三唱・国歌斉唱・富士山の雪で冷やしたシャンパンで“cheers”(乾杯)。現代だったらSNSで大炎上といったところでしょうか。
現代っ子と一緒に記念撮影

現代っ子と一緒に記念撮影


現代のみなさまは、どこの山でも登山の際はきちんとした装備と余裕のある行程でのぞみましょう。