中国の小学生32名が訪日旅行
中国のお正月(春節)を前に、中国上海市から小学4年生の児童32名と引率教員4名が島田に来ました。
一行は修学旅行を兼ねた交流団で、島田市立五和(ごか)小学校の6年生73名と交流。
五和小の児童たちは事前研修で中国文化を勉強し、自分の名前や好きな食べ物や趣味などを書いたボードを手にそれぞれ自己紹介。言葉が通じないことも関係ない素晴らしい交流となりました。
五和小の児童たちは自分の好きな食べ物リンゴを漢字で「林檎」と書いたのに通じないのはなぜ?と質問がありましたが、同じ漢字を使う国でも中国語は「苹果」と書かないと通じないんだよ・・と説明すると、日本と中国の漢字の違いに驚いていました。こんな交流を機会に中国や外国に興味をもって、将来日本と海外の架け橋になってくれるような児童が出てくれたらと期待しています。
五和小の児童がリコーダーで「茶摘み」を吹きながらの手遊びや児童がいれたお茶を飲みながらお饅頭に舌鼓。
SBSさんの取材も入ったため、日本茶の感想を求められた中国の生徒は「中国でも緑茶を飲んでいるけど味が違う。少し苦いけど美味しいです。中国にもお饅頭はあるけど、餡子は甘くないです」と同じ文化の違いに驚いていました。反対に五和小の児童たちは「中国はウーロン茶じゃないの?」と反対に驚き、まだまだ知らない隣国に驚きの連続でした。
最後は五和小学校の1年生から5年生の授業を参観して、6年生に見送られて学校を後にしました。
その後一行は新金谷のSLを見学。上海の大都会から来た児童たちは実物を見たことがないSLに大喜びして、たくさんの記念写真を撮っていました。
今回お世話になった島田市立五和小学校6年の皆さんと先生方、島田市役所産業観光部観光課の皆さん、大井川鐡道の皆さん本当にありがとうございました。
中国の児童たちの大切な思い出になったことと思います。近い将来、かれらが大人になって子供のころの思い出を訪ねて、またこの島田市に来てくれたら嬉しいですね。