「未来」につながる日中交流

上海民辨尚徳実験学校迎バーナー
1月28日(木)上海民辨尚徳実験学校の5年生児童31名と教員3名が、牧之原市立相良小学校に来校しました。
相良小4年生3クラス95名の児童の「熱烈歓迎」の横断幕で出迎えられた一行は緊張の面持ちで歓迎式会場の体育館に入場。

上海民辨尚徳実験学校教員記念品交換

上海民辨尚徳実験学校記念品披露2

上海民辨尚徳実験学校日中記念写真

校長先生と尚徳学校の代表挨拶にはじまった歓迎式典は、事前準備をした児童同士の名刺交換に入り次第に緊張もほぐれ始めて笑顔が見られるようになりました。

お互いの学校生活の紹介では、尚徳学校は全寮制で週末しか自宅に帰らないという話や、洗濯は自分達で手洗いすることに驚きを隠せない相良小の生徒たちでした。

上海民辨尚徳実験学校授業交流2
上海民辨尚徳実験学校授業交流

上海民辨尚徳実験学校授業交流
上海民辨尚徳実験学校授業交流

授業交流は各クラスに戻り、事前に相良小の児童が書き込んだ色紙の中央に中国側児童が好きな1文字を書き込む書道交流です。

「友」の字を書く児童が多い中「众」の字を書いた児童に、相良小の子供たちは「???」。

見慣れない漢字に、日中の文化の違いを肌で感じたことと思います。

(ちなみに「众」=「衆」の簡略字です)

上海民辨尚徳実験学校交流会

続いて豆まき。もともとは中国の二十四節気から奈良時代の宮中に伝わったとされる節分(中国では追儺(ついな)とと呼ばれる邪気払い)ですが、現在は端午の節句やひな祭りや七夕同様に中国にはなくなってしまった風習の一つです。児童たちはそんな歴史を知ってか知らずか、次々にまかれるお菓子に大喜び。唐の時代の中国の風習と、奈良時代から脈々と受け継がれた日本の伝統文化が出会った瞬間・・・そんな気がしたのは私だけでしょうか。

版画の歓迎板

最後は相良小の児童が、今回の交流のために自分の笑顔の版画をつないで作った「未来」の看板の前で全体写真。笑顔の「未来」を囲む笑顔の子供たちは、いったいどんな未来を想像し、どんな未来を創造してゆくのでしょうか。

子供たちを見ていて私も自然と笑顔になった1日でした。謝謝大家!!

スケジュール

1日目上海⇒関西空港---大阪市内観光(◎大阪城見学 ◎心斎橋散策)大阪泊
2日目京都市内観光(◎清水寺 ◎金閣寺 ◎平安神宮)牧之原市泊
3日目◎牧之原市立相良小学校との学校交流 ◎ちびまる子ランド ◎朝霧高原 石和温泉泊
4日目◎富士山五合目観光  ◎富士ビジターセンター  ◎秋葉原電気街散策
    ◎早稲田大学校内見学
東京都内泊
5日目◎皇居外苑(二重橋)  ◎東京ディズニーランド東京都内泊
6日目◎浅草寺と仲見世散策   ◎東京都庁展望台  ◎お台場見学
羽田空港⇒上海空港