国道150号線入口看板

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平安時代中期に活躍した陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明は映画にもなるほど有名で、平安当時として陰陽道は最先端の学問・思想として貴族などから厚い信頼を得ていたという。
 時には朝廷を動かすほど権力を持ち、神格化されてきたために晴明神社や晴明塚が全国各地に建てられています。
 今日紹介するのは全国に8箇所ある晴明塚の一つであり、遠州七不思議の一つに数えられる掛川市大渕にある『晴明塚』の紹介です。

晴明塚

晴明塚


晴明塚

晴明塚


 今からおよそ1000年前の平安時代、この地を訪れた(何のために訪れたかは定かでない)安倍晴明は、遠州灘の荒波と津波に困る村人に乞われて津波除けの祈祷をした。
晴明はあずき色の小石を積み上げ熱心に祈祷した結果、それ以降津波による被害がなくなり当時から名の知れた陰陽師であった安倍晴明の徳を称え祈祷場所に塚を建て祀ったという。
 それからは当時流行した疱瘡(天然痘)もこの晴明塚に祈願するとかからないと言われ多くの参拝者が訪れた。

塚石

塚石


また、この晴明塚の祈願の方法が他と変わっていて願い事をする際に塚にある石を「一つ」持ち帰り、願いが叶ったあかつきに「二つ」戻す。すると戻した石が何色でも塚と同じあずき色に変わると伝えられている。
 確かに塚の石はあずき色の石に混じって色の違う石が積まれているところをみると、いずれはあずき色に変わるのかもしれないと思ってしまうのが不思議だ。
 石の種類はジャスパー(碧玉)なのかチャートなのかは判らないが、白い石英脈が入っているところを見ればおそらくチャートと思われるが、石の色が変わるとは何ともスピリチュアル。
 また塚の前に置かれた魔よけの星型マーク『五芒星(ごぼうせい)』が描かれた石板もパワースポットとしての雰囲気を醸し出していていい感じです。
 今では疱瘡(天然痘)はなくなりましたが、そのかわりにコロナという疫病が流行している昨今。昔よりもあずき色以外の石が多くなっているのはコロナ除け祈願のせいかもしれません。