朝ドラ「ばけばけ」で人気 焼津小泉八雲記念館


9月29日(月)にスタートしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」。
小泉セツと小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻がモデルのドラマです。小泉八雲と言ったら怪奇文学小説『怪談』が有名で、中でも“耳なし芳一”は子どもの頃読んで夜トイレに行けなくなったことを覚えています。
そんな二人を描いたドラマは現在英語教師として赴任しセツと出会った(作品中では松野トキ名)島根県松江市が舞台ですが1年後には熊本へ転任しています。
小泉八雲ゆかりの松江には松江城とセットの観光地である小泉八雲記念館(入館料600円)があり、熊本には小泉八雲旧居(入館料200円)が残されていてどちらも朝ドラ「ばけばけ」効果で来館者が増えているそうです。

しかし静岡県焼津市にも「焼津小泉八雲記念館」があるのを知っていますか?
小泉八雲は熊本に3年滞在した後に神戸、東京と移り約8年を東京帝国大学講師として過ごしました。
その8年間の間、何と夏には6回も家族らと焼津で過ごしたのです。大学が夏休みの間の家族旅行と言ったところでしょうか。4回目の来焼の際は59日間も滞在し近隣の神社仏閣を散策したり焼津の海で海水浴を楽しんだそうです。その時世話になったのが魚屋の山口乙吉という人で、旧宅は跡地として石碑が残り実物の邸宅は愛知県犬山市にある明治村に移築され、現在は小泉八雲避暑の家として元気に駄菓子屋を経営しています(笑)。
小泉八雲とゆかりのある焼津市では八雲顕彰として焼津市文化センター内に小泉八雲記念館を置き、セツへの手紙や愛用した筆箱、キセル、望遠鏡、著書の「乙吉のだるま」のダルマなどの資料が数多く展示されています。
この焼津小泉八雲記念館も「ばけばけ」人気から来館者が急増(通年の5~6倍)しているそうで、近隣市町はもとより県外からのツアー客も多く来館し、焼津さかなセンターでの昼食やショッピングなど地域活性の一役を担っているそうです。
今後「ばけばけ」がどのような展開を見せるか判りませんが、晩年の夏を過ごした焼津が舞台になれば更なる集客が見込めそうです。
焼津小泉八雲記念館は入館無料。駐車場は文化センターの無料大駐車場があります。八雲ゆかりの神社仏閣など八雲が愛した街焼津がいま注目されています。

