水上バイクと小型ボートの危険走行

危険な水上バイクと小型ボート

危険な水上バイクと小型ボート


夏になるたび話題に上がる水上バイクの危険運転。
今年も海水浴客に近づく危険な水上バイクの映像や水上バイク同士の追突事故など何回ニュースになっただろうか。

 先日、とある川の河口に遊びに行った時、駐車場に車を停め海岸まで行こうとすると大音量のラテンミュージックが流れ50人ほどの外国人家族がバーベキューをしていた。
この地区に多く住む外国人コミュニティだろう。
 これだけなら何も問題ない。
しかしシャコタン(車高を落とした)で違法マフラーを装着した車が、音楽をガンガンに鳴らしタイヤを軋ませながら走行する姿はまるで陳腐なアメリカ映画に出て来そうな光景。

しかも河口にはその仲間たちだろうか、子供連れ家族20人ほどが水遊びや川に入っていたのだがそのすぐ近くを水上バイクと小型ボートが全速で走行している。
仲間を楽しませようとしているのか、何度も子供らの近くでターン(ウイリアムソン・ターン)をして波やしぶきを上げている光景は見ているこちら側が心配すると同時に怒りを覚えた。

 数年ほど前、この地域では消防団、水上バイク愛好家、サファーたち有志が集まり海の安全を守るための水上バイクレスキュー隊も結成されたと聞く。
そんな中で白昼堂々と危険な運転をする輩がいることは残念でならない。
 水上バイクの免許は「特殊小型船舶免許」といって基本2日で取得でき、最短1日で取ることも可能。費用も6万円ほどのためハードルは低く車と違い規制も甘いため安全意識の低い人間が出てくるのだ。

マリンスポーツを誰もが安全に楽しめるようにするには規制強化しか方法はないのだろうか。