オリンピックUSAサーフィンチーム来日
開会式を一週間後にひかえた16日(金)、アメリカからサーフィンチームがホストタウンとなっている牧之原市を訪れた。
ホテル静波スイングビーチに到着した一行は、地元住民やホテルスタッフ、牧之原市花の会の方が作ったアジサイのレイを受け取り笑顔で市民の出迎えを受けた。
ホテルはオリンピック委員会の厳格な受入指示どおりに導線が確保されており、選手・スタッフはロビーを通ることなく部屋に入り、翌日からは2年ぶりに海開きをした静波海水浴場での早朝練習、午後はチーム来日に造波装置が間に合った牧之原ウエーブプールでの調整。
18日の練習公開日には早朝6時にもかかわらず、県内外から300人以上のサーファーが選手を一目見ようと集まったと言う。
静波で4日間の調整を行い、昨日20日8時にオリンピックサーフィン会場となる千葉県一宮町の釣ヶ崎海岸サーフィンビーチへ向け出発した。
途中牧之原市役所に立ち寄り、多くの職員が出迎える中で壮行会に参加。
杉本市長から「頑張って来て下さい!」と‶力戦奮闘(りきせんふんとう)“の文字が書かれたタペストリー贈呈され、USAサーフィンチームからはサイン入りラッシュガードが進呈された。女子選手で4度のワールドチャンピオンに輝く「サーフィン女王」カリッサ・ムーアが日本語で「私たちは牧之原が大好きです。波はちょっと小さかったけれど美しく楽しかったです。千葉で頑張ります。牧之原に戻る日を楽しみにしています」とジョークを交えた謝辞を伝えた。
集まった牧之原市の皆さんによる万歳三唱に見送られ戦地釣ヶ崎海岸に向かった選手たちは午後1時10分にサーフィン会場近くのペンションに到着。日本サーフィンの聖地と言われるだけに多くのサーファーの出迎えを受けていた。
ドリカムの歌ではないが♪決戦は日曜日~♪の25日の日曜日から始まる。
金メダル候補筆頭に挙げられるUSAサーフィンチームは間違いなく28日午前8時に始まる決勝戦に残っているだろう。
自然の波と風を味方につけ、牧之原市の期待を背負っての‶力戦奮闘“を祈っている。