「第12回ロケーションジャパン大賞」静岡県が特別賞受賞

 ロケ地情報誌「ロケーションジャパン」が主催し、この1年間で公開された映画・ドラマのロケ地の中で最も地域振興に貢献した作品と地域を表彰する「ロケーションジャパン大賞」の特別賞にゆるキャン△の舞台となった静岡県が受賞しました。

静岡新聞(2月18日)

静岡新聞(2月18日)


昨年放送されたテレビアニメ『ゆるキャン△SEASON2』の舞台になった静岡県では、静岡県空港振興課が中心となりアニメに登場する主人公たちが巡る県内キャンプ地・観光地マップを作り、西部・東部・伊豆の3地区に分けたスタンプラリー、富士山静岡空港でのパネル展の開催やラッピングレンタカーなど、コロナ禍で停滞する県内観光地を盛り上げようとキャンプ人気を追い風に多くの企画を実施してきました。
 今年のロケーションジャパン大賞は33作品67地域がノミネートされたが、グランプリは菅田将暉・有村架純主演の『花束みたいな恋をした』とロケ地の東京都調布市。
凖グランプリは連続テレビ小説『おかえりモネ』と宮城県気仙沼市と登米市。
 そして数ある映画・ドラマの中でも特に視聴者の支持を多く集めた≪特別賞 支持率部門≫になんと『ゆるキャン△SEASEN2』と静岡県が受賞しました。
 長引くコロナ禍で静岡県内観光地も閑古鳥が鳴き疲弊する中での明るい話題となり、一部報道によればスタンプラリーの経済効果は関連商品だけでも8000万円という。
 地元の魅力を映画やドラマとコラボし全国に発信できるロケツーリズムは、近場の観光地を巡るマイクロツーリズムと共にコロナウイルス蔓延によって疲弊する全国各地の観光地や市町の救世主になりえるかもしれない。
 23日にはSBSラジオの『内山絵里加のふくわうち』(13:00~16:00)でも静岡県のゆるキャン△ロケツーリズムの取組が紹介されます。
 抽選でゆるキャン△なでしこ役の花守ゆみりさんのサイン色紙が2名様にプレゼントされるようなのでぜひお聞きください。