世界お茶まつり2022開催中!

緑茶コンテスト入賞茶展

緑茶コンテスト入賞茶展


3年に一度開催され、今回第8回を迎える『世界お茶まつり2022』が10月20日(木)~23日(日)までの4日間、静岡グランシップで開催しています。
前回の第7回は27ヶ国の国と地域が参加し、来場者は15万6千人という名実ともに世界最大規模の「お茶」の博覧会です。

静岡市お茶まつりゾーン

静岡市お茶まつりゾーン

世界の路上茶屋

世界の路上茶屋

今年の開催テーマは「O-CHAで元気な笑顔!」
国内消費が落ち込む静岡の基盤産業の茶業界と新型コロナ感染拡大で疲弊した全世界の人々をお茶で笑顔にしたいとの思いから今回の開催テーマに決まったそうです。
 準備期間中にコロナ感染対策の入国規制がかけられていたためか、今年の海外からの参加団体は減少しているとはいえ、国旅行支援も始まり全国の観光地やイベントもかつての活気を取り戻したように世界お茶まつり会場も多くの来場者で賑わっています。
 隣接する芝生広場では人気のアウトドアフィールドやマルシェも出店してお茶まつりを盛り上げています。

大ホール O-CHAマーケット

大ホール O-CHAマーケット

3階 O-CHAマーケット

3階 O-CHAマーケット

お茶の需要が減ったとはいえお茶は静岡を代表する基盤産業。生産者はじめ茶業関係者はリーフ(茶葉)の落ち込みを「スイーツ」でリカバーし、茶畑を観光資源として活用してお茶の魅力を発信しています。

 

禅語に「喫茶去(きっさこ)」という言葉があります。直訳すれば「ま、お茶でものみなはれ!」という意味ですが、この禅語は誰にでも公平に貴賤の区別なくおもてなしをして相手を笑顔にさせられる「心の余裕」を持つ大切さを教えてくれています。

世界お茶まつりは日本国内だけでなく世界に向けてお茶の無限の可能性をまさにこの「喫茶去(お茶でも飲んでってよ!)」に込めたお祭りだと思います。

みなさんもぜひこの機会にお茶の魅力と可能性を体験してみませんか。