庭に白鷺(ダイサギ)が飛んで来た!

驚いた!

何が驚いたと言えば、今朝我が家の庭の木にサギ科で最大と言われるダイサギが飛来した。
『梅に鶯(うぐいす)※注1』とはよく言われ、春になると我が家の梅の木で鳴く鶯(実はメジロ)に癒されている。しかし今朝は体長90cm、羽を広げると150cmにもなるダイサギが庭先で休憩していた。
田舎、特に田園地帯に住んでいると白鷲(ダイサギ・チュウサギ・コサギなど)は別に珍しい鳥ではないが、遠くの田んぼや川で米粒ほどにしか見えない野鳥が庭木にとまっているのは本当に珍しく生まれて初めて見た。しかもデッカイ!!

白鷺
白鷺
白鷺

以前、田んぼのあぜ道を車で走っていた時に、急にフロントガラス全面を覆うほどの巨大なダイサギが横切り急ブレーキを踏んだことがあった。
「ジュラシックパークかよ!」とツッコんだが、今朝は
「動物園かよ!」とツッコミを入れたのは言うまでもない。
しかも今朝のサギは手で触れそうなほど近づいても飛び立つそぶりも見せなかった。もしあのまま手に乗ったら
「文鳥か!」とツッコんでいただろう。(手に乗っても重くて支えきれないだろうが)
近くで見るとやはりペリカン目に分類されるだけにデカい。子どもならきっと恐怖を感じるだろう。
しかし白鷲はむかしから薬師如来の化身とか幸運を届ける「神の使い」とされ、金運・健康運・仕事運など幸運の前兆と言われている。そんなことから姫路城も別名「白鷲城(しろさぎじょう)」と呼ばれているとか。
そんなスピリチュアルな白鷲が我が家に・・・。こりゃ年末ジャンボが楽しみになった!!

※注1) 梅に来るのは鶯ではなくメジロ(目白)です。理由は鶯は昆虫を捕食するのに対してメジロは花の蜜や果実を好んで食べるからです。その上鶯は警戒心が強いので鳴き声(ホーホケキョ)を聞くことはあっても姿を見せることはほぼありません。反対にメジロは警戒心が薄く、姿をみせて「ピーチュルチュー」と鳴いてくれます。子どもの頃メンジー(メジロの方言?)を捕まえる時はトリモチを使ったとおもいますが、私の田舎では籠にイチゴを仕掛けて取りました。ただし現在は鳥獣保護法で捕獲禁止になっていますのでお気を付けください。