富士と山桜

富士と山桜


 静岡県内各地で桜も散った4月18日(木)、駿東郡小山町にある桜の名所「公益財団法人 富士霊園」と、知る人ぞ知る御殿場「とらや工房」に行ってきました。
 満開予想が12日だっただけにすでに葉桜??と思いつつも車を進め、富士スピードウエイと富士国際ゴルフ倶楽部を横目に走ること3分、緩く右カーブを抜けたその先に突如満開の桜並木が出現。
ソメイヨシノ

ソメイヨシノ


桜並木

桜並木

さくらトンネル

さくらトンネル

桜中央通り

桜中央通り

そう、富士山周辺では西の横綱・富士宮大石寺の桜とならぶ、東の横綱・富士霊園桜並木です。
全国さくら名所100選に選ばれる富士霊園は、総面積64万坪を誇る巨大な霊園ですが、標高600mの園内には1,000本のソメイヨシノと7,000本の山桜が咲く公園になっています。

 霊園といっても縦型墓石の昔ながらの“墓地”といったおどろおどろしい様子は全く感じられず、反対に春の陽気と桜が明るく出迎えてくれる公園です。満開予想だった一週間前の土日は花見客の車列が連なり大渋滞したそうですが、この日は予想から1週間遅れの平日とあって花見客はまばら。
 桜中央通りの両側に広がるソメイヨシノと園内各地に点在する山桜が、雪を抱く霊峰富士を借景に桜吹雪を見事に演出していました。むかし学生時代に通った銭湯の絵を思い出し、本当にこんな風景があったのかと感動した次第。
 富士霊園は勿論入場無料で駐車場も完備され、広いレストランや売店もあります。桜の時期だけでなく年間通じて四季折々の花々を見ることができます。御殿場インターから車で30分、20年に開通する新東名小山スマートインターチェンジからは2~3分の距離です。

 霊園をあとに向かった昼食場所は、御殿場インターすぐ近くの老舗中華レストラン「名鉄菜館」。
ここは本格飲茶を中心とした本格的な広東・四川料理が味わうことが出来、ランチはリーズナブル。2千円以下で満腹間違いなし。これまで数々の中華料理を食したことを自負する私がお薦めするレストランです。

とらや工房石板

とらや工房石板

とらや工房喫茶エリア

とらや工房喫茶エリア

とらや工房店舗

とらや工房店舗

とらや工房竹林

とらや工房竹林

とらや工房庭園

とらや工房庭園

とらや工房入口茅葺門

とらや工房入口茅葺門

z岸邸石板

岸邸石板

岸信介旧邸宅

岸信介旧邸宅

東山旧岸邸ととらや工房平面図

東山旧岸邸ととらや工房平面図

東山旧岸邸遊歩道

東山旧岸邸遊歩道

そして中華料理を満喫した後のデザートタイムは名鉄菜館から車で5分の「とらや工房」。

名鉄菜館でもデザートは付いていましたが、やはりここは和菓子の甘味処が欲しいところ。

室町時代に京都で創業した皇族御用達の和菓子店「とらや」は全国的にも有名で、一流デパートでも高級和菓子として羊羹が有名ですが工場はなんと御殿場。販売店舗も市内にありますが、中でも安部首相のおじいさん、岸信介元首相が晩年を過ごした東山旧岸邸に隣接する場所に店舗を構える「とらや工房」は、茅葺の門をくぐり竹林の径を分け入った中にある「和菓子の原点を追求する」ことを目指した工房兼喫茶。

ここには羊羹はありませんが、どら焼き、ぜんざい、大福などお替り自由な日本茶と共に庭園を眺めながら静かな時間を過ごすことが出来ます。

竹林が風に揺れ、乾いた葉がすれに共鳴するクロツグミの鳴き声。

 

旅行とは「何を見るか」も大切ですが、「何を感じるか」を探すのも楽しいと思えた1日でした。