大道芸ワールドカップ2023 in静岡

2019年チャンピオン クァトロストンプ

2019年チャンピオン クァトロストンプ


今年30回目を迎えた静岡市の秋の大イベント「大道芸ワールドカップ」が戻ってきました!
新型コロナの影響で開催中止や海外パフォーマーを呼べずに国内組だけで時短開催された回もありましたが、今年は世界8ヶ国・52組・111人のぱパフォーマーや50人のアーティストが静岡に集結し観客を魅了しました。そして4日間の来場者が何と、118万人!!
Performer SYO!

Performer SYO!


アストロノーツ

アストロノーツ


ウォーキングストリート パフォーマンス

ウォーキングストリート パフォーマンス


あんなに土地の狭い静岡市中心部に118万人も集まれば息をするのも大変なほどで、どの会場も立ち見が出でいました。
会場を走り回る大技芸や微動だにしないシュールなもの、中にはこれで投げ銭がもらえるの的な失笑パフォーマンスもあったが、全体的に笑いと感動があふれる大道芸ワールドカップだったと思う。
囲いをされたステージ

囲いをされたステージ


投げ銭はPayPay

投げ銭はPayPay


今までと違ったのは立ち見客が歩道を塞いでいた青葉通りの会場に仕切りが設置されていたこと。そして最も驚いたのは大道芸の面白さでありパフォーマーの収入源である「投げ銭」がいま風に「PayPay投げ銭」が出来るようになっていたこと。
時代は変わったなーと思いながらも「ちょっと待てよ、大道芸の面白さって投げ銭をパフォーマーに渡す時に会話(ふれあい)できることじゃない?」と思って見たものの、確かに100人以上が集まる会場で短時間に「集金」は出来ない。ましてや私のようにどさくさに紛れて「見逃げ」する輩も大勢いるだろう(笑)。
だとしたらPayPayは有効な手段だ。しかし…何か味気ないですよね?!
大道芸は江戸時代?からパフォーマーが最高の演技をし、それに対して観客がそれぞれの価値感で値段を付け投げ銭をする。
「大きな板に赤い血を塗る⇒見たこともない恐怖の大イタチ」なんて見世物小屋とは訳が違うのだ。

久しぶりに通常開催された大道芸ワールドカップは、コロナ禍を抜けた静岡市民に元気と笑顔が戻って来たな~と実感させたと同時に、世の中が変化し始めたと感じさせるイベントだった。
大道芸ワールドカップin静岡、来年の開催が今から楽しみです。