静岡市プラモデル化計画

静岡市プラモデル化計画 家康甲冑キット
 静岡市内各地に設置されている「プラモニュメント」をご存知ですか?
このモニュメントは静岡市が街の魅力を発信するシティプロモーションの一環として、静岡が圧倒的なシェア率(90%)を誇るプラモデルのバーツを、ランナーという枠から切り取る前の状態で建てられたモニュメントです。

金陀美具足説明

金陀美具足説明


郵便ポストや公衆電話など実際に利用できるモニュメントものもありますが、先日駅から県庁に行く途中でなんとNHK大河ドラマで話題の「徳川家康公出陣キット」が建てられていました。
キットは家康の甲冑の中でもとくに有名な「金陀美具足(きんだみぐそく)」。松潤がドラマで着用していたものです。
興味をそそられ思わず写真を撮っていると、知らない間に他の通行人も私の後ろで順番待ちしていました。

 海外でも日本のプラモデルは大人気で、ガンプラなどと呼ばれるバンダイのガンダムプラモデルは訪日旅行客にも大人気です。
私も訪日旅行客を案内しているとよく「ガンプラを買いたいから案内して!」などと言われますが、私が得意げに「バンダイもタミヤもここ静岡のメーカーだよ!」と言うと外国人観光客100%の方たちが「Wow!(ワォ!)」と驚きます。ちなみに中国人は「哎呀!(アイャ!)」と驚きます(笑)。
ある意味ヤマハやスズキよりも有名かも知れませんね。
じつは静岡のプラモデル産業は徳川幕府と関係があるそうで、家康が大御所時代から全国の腕利きの大工や木工職人を集めたのが始まりで食器、竹細工、木型模型、プラスチック模型へと発展していったと言います。

モニュメント後方は静岡市歴史博物館

モニュメント後方は静岡市歴史博物館


徳川家康公甲冑モニュメント

徳川家康公甲冑モニュメント


徳川家康公出陣甲冑モニュメントは新静岡セノバから県庁方面に行く途中の濠にかかる「城代橋」の袂にあります。
近くの静岡市歴史博物館にはこの金陀美具足の甲冑(レプリカ)も展示されているので興味ある方は一緒にご覧になるといいですよ。