静浜基地航空祭２０２４が開催されました

フェニックスループ

フェニックス隊形で侵入するブルーインパルス

航空ファン必見の静浜基地航空祭２０２４が５月１９日（日）に開催されました。
今年は航空自衛隊設立７０周年でアクロバットチーム「ブルーインパルス」が飛来するとあってあいにくの天候にもかかわらずあの狭い基地になんと２万５千人もの観客が集まりました。

この日は航空祭にとっては条件の悪い曇天。
時折カッパが必要なほどの小雨が降り続き、空の白い背景のせいで私のバカチョンカメラはオートフォーカスが利かず９割がボケボケ写真。それでも何枚か取れたのは気合でしょうか。。。

F-2

T-4（1空団）

F-15（飛行開発実験団）

デルタロール

午前９時、T-7練習機の編隊飛行で始まったオープニングフライト。
注目のブルーインパルスの登場は１１時４０分。浜松基地を飛び立ったブルーインパルス６機は白煙を撒きながらフェニックス隊形で静浜基地に侵入してきました。
　ブルーインパルスの演目は１～４区分に分けられ視程（見える範囲）とシーリング（雲の高さ）によって分けられています。時には最悪条件のもとタキシングと言われる飛ばずに滑走路を走るだけのこともあるので心配しましたが、大空にハートを描くキューピッドや６機で宙返りをするフェニックスループなどの大技を連発し観客を魅了。
ただキューピッドのハートに矢を刺す演目では矢を刺す前にハートが背景の雲に同化して矢だけが飛ぶ「？？？」もあったのはこれもまた面白いと思ったのは私だけでしょうか。
　残念なのはブルーインパルスが去った後、多くの観客のが帰路についたこと。おかげで３０分待ちの喫煙所は空いたのですが航空祭を楽しむよりもブルーインパルスだけを見たい方が多かったのが少々残念。

ウイスキーパパ　曲芸飛行

ウイスキーパパ　背面飛行

　この日は最後から２番目の演目にレシプロ機（プロペラ機）の曲芸飛行ウイスキーパパが飛んだだけにほんともったいない気がします。
　レシプロ機の曲芸飛行はブルーインパルスと違って目の前で曲芸飛行をするのでとても面白いんです。宙返りから白煙を吐いて急上昇したと思えば急にエンジンを止め失速したかと思わせてまた始動させ次の演目に入る。
　ブルーインパルスに感動してウイスキーパパにハラハラドキドキ。
航空祭が終わったばかりと言うのにもう来年が楽しみになりました。
みなさんもぜひ来年いかがですか？